浮島の写真
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浮島の紹介
水郷 浮島さん
湧水池の一角にある熊野座神社とその森がまるで湖面に浮いているように映る姿から、この池一帯は「浮島さん」の愛称で人々に親しまれ、水の郷・嘉島町のシンボルとなっています。
池の面積は約3ヘクタールで、湧水量は、1日13万トン、水温は年間を通して約18度、魚種も豊富で、平成20年に国の「平成の名水百選」にも選定されています。
夏は、水面を渡る涼風が心地よく、秋口からは、水鳥が飛来し、水面に見え隠れする姿は、水辺の風物詩となっています。
池の周辺は、四季折々の花々や水中植物を観察するにもよい所です。
浮島基本情報
お知らせ
店舗特徴
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平成の名水百選
『六嘉湧水群・浮島』は、阿蘇外輪山西麓にある台地部周辺に大量に貯留された地下水が流出しているもので、本町の六嘉地区に点在する13箇所の湧水の総称です。
なかでも、「浮島」は、日量13万トンの湧水量を誇り、本湧水群の代表的な湧水であります。
一帯には、希少種であるヒラモ、ヒメバイカモ、オヤニラミ、メダカ等の水生動植物が生息しており、水質面でも素晴らしい湧水群です。
本湧水群は、集落内又は集落に隣接している場所に多く存在しており、生活用水として利用されるなど地域住民の生活と密接な関係にあります。
そのため、本湧水群の保全活動も地域住民や地元のボランティア団体を中心に活発に行われています。
今回、長年にわたる保全活動の功績及び湧水の保全状況が評価され、平成20年6月「平成の名水百選」に認定されました。 |
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ため池百選
浮島は、周辺に広がる水田地帯の水源として重要な役割を担うため池で、池の一角になる浮島神社の鎮守の森とため池の水面の広がりが、背景に見える飯田山や阿蘇の外輪山の山々と調和し、独特な地域景観を創出しています。
四季折々の違った姿を見せ、朝霧に神社と森が池に浮かんでいるように見えることから、地元では「浮島さん」と称され地域住民の憩いの場として親しまれています。
池の水辺には、チガヤ、ヨシなど、池の中にはセキショウなどの水生植物が豊富に育ち、水面にはカイツブリ、カワセミが訪れ、冬にはカモがひと時の安らぎを求めて飛来します。
池の築造については、長保3年当時の領主が、ある夜、神のお告げで北方の山麓を掘ったところ清泉が2.5haの池が完成したと伝えられています。
地域のボランティアグループによるゴミ拾いと定期的な除草作業が行われており、地域住民の環境保全に対する意識も高く、農村景観との調和がとれたすばらしいため池です。
平成22年6月、全国に21万ヵ所あるといわれているため池の中からため池百選に認定されました。 |