六殿神社の写真
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六殿神社の紹介
六殿神社
雁回山の本宮は、御白河天皇の御代、鎮西八郎為朝木原城に居城の折、阿蘇の宮を崇敬し西國安鎮祈願の遙拝殿を建てたのが始まりと伝えられ、その後、治承二年(約八百年前)高倉天皇の勅願により時の内大臣平重盛公に鎮西地方の鎮護の宮として本宮創建の御綸旨を賜わり、肥後國菊池隆直公を社殿造宮の任にあたらせ給い、直に木原山麓の聖地に阿蘇大明神を始め五柱の神を祀る御社殿を建立し社号を六殿大明神と号す。
六殿神社基本情報
お知らせ
店舗特徴
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六殿神社楼門(国指定重要文化財)
中世社寺建築の主流は禅宗様式であるが、この楼門は古代の和様を基調としている点に特徴がある。
しかし、古代の社寺建築は木割が大きく、力感を感じさせるのに対し、この楼門は木割が小さく、全体的に繊細で華麗さを感じさせ、同じ和様を基調としていても、古代と違う室町時代の特徴をよく示している。
この神社は治承2年(1178)に武蔵国六孫王権現を勧請したことに始まるとされるが、この楼門は天文18年(1549)に名和顕忠が建立したと伝えられる中世の建造物である。
門の形式は三間一戸の入母屋造の二階建で、腰に縁を廻らせている。
屋根は一重で茅で葺かれている。
棟高は7.8メートル。 |
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